プロテクトホーム

子どもが巣立つ時を考えて、家は小さくすべきだった

いつもありがとうございます。Protecthomeの岩﨑彩乃です。

Oさんとの何気ない会話の中で、
「子どもが巣立つ時を考えて、家は小さくすべきだった」とおっしゃっていました。

建てた当時は「夢のマイホーム」という言葉がスタンダードな時代。
今とは価値観がずいぶん変わりましたね。

確かに、使わなくなる部屋を抱えておくのはもったいない気がします。
光熱費やメンテナンス費、掃除の手間も増えます。
数字だけで考えれば「部屋数=必要最低限」で十分、という考えも自然です。

でも、本当に大切なのは
「どんな家に住むか」ではなく、「これからどんな時間を過ごしたいか」

Oさんにもそうお伝えすると、「確かに」と深くうなずいてくださいました。

実際のオーナー様の事例から

①あえて、広さを残したご夫婦

「子どもや孫が集まれる場所を残したい」という想いから、
リビングや個室をそのまま残したご夫婦。

結果として、年末年始や連休には家族が自然と集まる“帰れる場所”になっています。
広いリビングには人が集まり、恒例の家族行事が人生を鮮やかに彩っています。

②あえて、コンパクトにしたご夫婦

「自分たちの時間を優先したい」と平屋を建てたご夫婦も。
掃除や管理の手間が減り、趣味や旅行に時間をかけられるようになったそうです。

「より一層、自分らしい暮らしができるようになった」と語ってくださいました。

どちらが正しいということはありません。
大切なのは、「家族との関係性をどう育みたいか」 という視点で、そこに向き合うことです。


固定概念を手放すという選択

ちなみに②のご主人は長男でした。
“長男だからこうしなければならない”という価値観を手放し、
自分らしい生き方を貫いた結果、唯一無二の人生を歩まれています。

どちらの選択にも、それぞれの魅力がありますね。

無自覚な固定概念は多く、気づききれないことも多いので

こうした事例がすごく参考になりませんか?

家づくり=人生の設計

家の大きさや間取りを決めることは、
単なる「空間設計」ではなく 「これからの人生をどう過ごすか」という設計 でもあります。

もちろん、人生設計をしなくても家は建てられます。
でも私たちは、そこにこそ“家づくりの本質”があると考えています。

子どもたちと過ごす時間が終わりを迎えたあと、
夫婦で、あるいは一人で――
どんな時間を過ごしたいか。
誰と、どんな関係を大切にしたいか。

その答えが、間取りに反映されていく家づくり
私たちは魅力を感じています。

時代も変わるから人生設計も変わっていくことがある。

だからこそ、向き合う習慣が大切なのです。

結び ― 家づくりの本質へ

家を小さくするかどうかに正解はありません。
けれども、この問いをきっかけに
「これからの人生をどう過ごすか」 を考えることが、
家づくりの本質につながると思うのです。

工務店選びも同じ。
「建てて終わり」ではなく、これからの暮らしを共に考え、
寄り添える相手と出会えることが大切だと私たちは思っています。

Oさんとの何気ない会話、そしてオーナー様たちの暮らし、生き方から。
少しでも、あなたの家づくりのヒントになれば幸いです。

📩 もし、図面や予算の前に
「自分たちらしい暮らし方」から一緒に考えてみたいと感じたら、
どうぞお気軽にご相談ください。

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