プロテクトホーム

事務所併設の住まい @太田市M様邸

こんにちは。Protecthomeの岩﨑彩乃です。

先日、あるお住まいのお引き渡しを迎えました。

住まわれるのは、一人暮らしの男性。
経営者として順調に歩まれている方です。

今回完成した住まいは、
1LDK・事務所併設のコンパクトな住まい。

間取りも設備も、とてもシンプル。
必要なものを、必要なだけ。そこに迷いのない、潔さを感じるお家でした。

この住まいには、
いわゆる“過度なオプション”はほとんどありません。

漠然とした広すぎる部屋や、使わない設備はなく

お風呂は、浴槽を設けずシャワーのみ。
「湯船に浸かる習慣がないから」という、とても合理的な理由です。

それは“削った”というより、
ご自身の暮らしに正直に選んだ結果 です。

仕事場と暮らしの場が自然につながる、
ワンルームのような住まい。

オンとオフを無理に分けるのではなく、
自分のペースで切り替えられる空間。

集中したいときは仕事に没頭し、
休みたいときは、そのまま暮らしに戻る。

暮らしと仕事が対立しない住まい方は、
今の時代らしさも感じさせてくれます。

また、本体価格 約2,000万円前後。


サイズも仕様も、現実的です。

賃貸という選択肢も十分に考えられるライフスタイル。
それでも、あえて「持ち家」を選ばれた背景には、

・将来的に賃貸として活用できること
・資産として残ること
・自分の働き方・生き方に合っていること

そんな冷静で柔軟な視点が感じられます。

感情だけでもなく、数字だけでもない。
そのバランス感覚も、とても印象的でした。

家づくりは、
「大きい方がいい」「設備は多い方がいい」そんな価値観に引っ張られがちです。

でも、この住まいを見て改めて感じたのは

自分らしさに正直であることは、
そのまま美しさになる
  ということ。

足さない勇気。
選び取る覚悟。
暮らしに嘘をつかない姿勢。

それらが、この家の空気感として静かに、そして確かに表れていました。

私たちはこれこそが注文住宅だと感じます。

家族で暮らす家もあれば、
一人で、自分の時間を大切にする家もある。

どちらが正しい、ではありません。

大切なのは、
その人の生き方に、住まいがきちんと寄り添っていること。

今回のお住まいは、
まさにそれを体現している一棟でした。

この住まいが、
これからの人生をさらに軽やかに、
心地よく支えてくれる場所になりますように。

お引き渡し、誠におめでとうございます。