こんにちは。Protecthomeの岩﨑彩乃です。
夏休みも終わり、通常運転に戻る日々をいかがお過ごしですか?
9月とはいえ、暑さは変わらず。
夏が大好きでしたがこの暑さはさすがにキツいです。
私は都会よりも自然が好きなので海や川、森で過ごす時間を作ったり、
忙しい時でも空を眺める時間や、植物を愛でる時間など身近な自然を感じるようにしています。
四季を感じる暮らしが自分には合っていると感じます。
家づくりを考えるとき、多くの方は間取りやデザインに目を向けます。
私もこだわりました。
けれど、実は最も暮らしに影響を与えるのは「目に見えないこと」かもしれません。
これは、家づくりで見落とされがちな大切なことをお伝えするシリーズ第二弾です。
自然素材で建てた自邸からの実感
私自身の家は自然素材をたくさん使いました。
家の中で一番面積を占める壁材は自然素材の塗り壁。床は無垢材を使っています。
・メンテナンスが大変そう
・価格が高い
そんな印象が先行します。
ですが、それだけで判断するのはあまりに勿体ないと感じています。
なぜなら、お金では測れない価値があるからです。
実際に暮らしてみて感じるのは
・呼吸のしやすさ
・家の中の空気の重さの違い
・リラックスできる心地よさ
これらは数値化もされていますが、何より大切なのは自分の体感です。
自然から学ぶ“暮らしの哲学”
自然素材には、
・季節とともに呼吸する湿度調整
・経年変化の味わい
・自然と調和する心地よさ
といった、暮らしを豊かにする哲学が宿っています。
単なる「健康志向」や「流行」ではなく
日々の暮らしの質を高め、家族の記憶を育てていく価値があります。
次の世代に引き継ぎたい価値観
これから家を建てる若い世代には、価格や効率だけでなく、素材が持つ意味を知ってほしい。
そんな風に感じています。
「何を選んでも同じ」ではなく、選んだ素材が未来の自分や家族の健康・心地よさを支えることを意識できること。
自然素材で建てるかどうかは自由です。
けれど、その価値を知ったうえで「選ぶ」という行為そのものが、次の世代に引き継ぎたい大切な考え方だと思います。
工務店選び=人選び
家づくりは大きな選択ですよね。
そして「どんな工務店を選ぶか」は、
「どんな人と一緒に家づくりをするか」ということでもあります。
目に見えるデザインや機能だけでなく、
目に見えない素材や価値観に誠実である人と出会えるかどうか。
それが未来の暮らしを支える基盤になるのではないでしょうか。
「自分たちの暮らしから嘘をつかない」選択ができたとき、
その家は、住むほどに幸せを感じられる場所になっていきます。
実体験からお伝えできるのは、ただそれだけです。
でも、それこそが本質だと思っています。
あなたはどう感じますか?✨