暖房が必要な朝にエアコンを動かしたら、温風が出ない。いつもと違う音やにおいがする。
寒さが厳しくなってから不具合に気づくと、点検や修理を待つ間も不便が続いてしまいます。まだ暖房がなくても過ごせる秋のうちに、一度試運転をしておきましょう。
寒くなる前に、一度暖房を動かしておく
エアコンは、夏に冷房として動いていても、暖房が同じように使えるとは限りません。本格的に使い始める前に暖房運転を行い、問題なく動くか確認しておくと安心です。
試運転の方法や設定温度、必要な運転時間は、メーカーや機種によって異なります。まずは取扱説明書やメーカーの公式案内を確認し、その内容に従ってください。
運転前には、フィルターに多くのほこりがたまっていないか、室内機の吸い込み口や吹き出し口がふさがれていないかを見ます。
屋外では、安全に見られる範囲で、室外機の前後に荷物や落ち葉などがないかを確認します。室外機を動かしたり、内部へ手を入れたりする必要はありません。
試運転中に確認したいこと
取扱説明書に沿って暖房を動かしたら、次の点を確認します。
- しばらくすると温風が出るか
- 途中で停止したり、エラー表示が出たりしないか
- 以前はなかった大きな音や振動がないか
- 焦げたようなにおいや、強い異臭がしないか
- 室内機や配管まわりに異常が見られないか
暖房運転では、冷たい風が出ないように、運転開始直後は風が出ない場合があります。また、室外機についた霜を溶かすため、一時的に暖房が止まる機種もあります。すぐに故障と判断せず、取扱説明書で通常の動作か確認しましょう。
一方で、焦げたにおい、煙、異常に大きな音などがある場合は運転を続けず、無理に分解したり直したりしないでください。
暖房は動くのに、部屋が寒いと感じたら
エアコンが問題なく動いていても、窓の近くが冷える、足元が寒い、暖房を止めるとすぐに室温が下がることがあります。
その場合、エアコンだけでなく、窓や壁・床・天井の断熱性、住まいの気密性も関係しているかもしれません。
窓の寒さが気になる方は、「内窓と窓交換はどちらがいい?費用と効果で考える断熱リフォーム」もご覧ください。
Protecthomeでは、エアコンの点検・修理・清掃のご相談にも対応しています。試運転で気になる変化があった場合は、使用を続けず、機種名や表示内容、どのような音やにおいがしたかをお知らせください。
寒い日に初めて動かすのではなく、今のうちに一度だけ確認しておく。小さな準備が、冬の暮らしの安心につながります。
エアコンについてのご相談:0120-690-338
参考資料
- パナソニック「秋のエアコンはカビの温床に―季節の変わり目に行う、暖房の試運転とエアコン掃除法」
- ダイキン工業「エアコンの試運転はいつ・どうやればいい?」

